このページでは、Amazon ConnectとAmazon lexの連携の行い方を説明します。lexと連携をすることで、電話予約などを自動で行うことができます。
今回は、その中でもlexを使用した電話予約の行い方を説明してきます。
大まかな流れとしては以下の通りになっています。
AWSのサイトにアクセスしていただき、Amazon lexのサイトにアクセスします。
右側にあるボットを作成のボタンを押してください
ボット設定を構成のページで自分達の構成に合うようにボット名やIAMアクセス許可、児童オンラインプライバシー保護法を設定してください。今回は、空のボットで作りますが、AWS側が作ったサンプルから作ることも可能です。
ボットに言語を追加します。今回は、日本語をボットの基本的な言語にしたいので、言語を日本語にしています。英語などを追加したい場合は、下の別の言語を追加を押していただき、日本語と同様の方法で設定してもらえれば、ボットに新たな言語を追加することができます。
ボットを作成した後、自動的にインテントの作成ページに移ります。
インデントの詳細 インテント名は基本的に識別できるものであれば何でも大丈夫です。
サンプル発話 最初にお客様がどのような会話をしたときにこのインテントを呼び出すのかをここで定義します。代表的なものを三つほど登録すれば大丈夫だと思います。 発話を追加でサンプル発話を増やすことができます。
初期応答 このインテントに入った際に最初にお客様に対して応答する言葉を設定することができます。 今回は、「予約ですね。かしこまりました。」にしました。
スロット お客様から聞き出したい内容を設定することができます。 名前とスロットタイプ、プロンプトを設定します。このときにこのインテントには必須のチェックボックスにチェックが入っていることを確認してください。 スロットタイプのそれぞれのタイプの説明は、以下のURLで説明されています。 今回のスロットは、「何日のご予約」→「何時の予約」→「何人の予約」→「席の種類」→「代表者の名前」のようにしました。 https://docs.aws.amazon.com/lex/latest/dg/howitworks-builtins-slots.html
Confirmation お客さまからスロットの情報を聞き取った後、確認内容として読み上げる文章を設定できます。 上のスロットで設定した名前を波かっこで囲むことで、文章にお客様が応答した値を入れることができます。 お客様がいいえと答えた場合は、「応答を拒否する」に設定した文章を読み上げます。 右上にあるアクティブのダイヤルがonになっていることを確認してください。
応答を閉じる インテントを閉じるときの応答を定義することができます。 右上にあるアクティブがonになっていることを確認してください。
テスト(option) テストをしたい場合、ビルドをしたあと、テストをすることが可能です。
AWSで、Amazon Connectのサービスにアクセスし、Amazon Connectの今回使うインスタンスをクリックする
問い合わせフローをクリックする
Amazon Lexのところで、今回作成したLexボットを追加する
全体のフロー図
音声の設定 言語属性を設定をonにするようにしてください。
顧客の入力を取得する Amazon Lexを選択し、今回作成したLexボットを選択してください。 また、インテントに今回作成したインテントの名前をインテントのところに追加してください。
ブロック同士を繋げる 今回設定したインテントの場合は、予約ができたということなので、切断へ、デフォルト(予約以外の用事で電話をかけた場合)は、作業キューへ転送します。