このページでは、Amazon Connectの通話の録音方法と録音したものを再生する方法について述べていきます。

Amazon Connectの録音方法

まず、最初にAmazon Connectの録音方法について述べていきます。

コンタクトフローに録音の設定のブロックを追加していきます。

完成図

作業手順

1. 記録と分析の動作を設定ブロック
   記録と分析の動作を設定ブロックで、録音を設定することができます。 記録と分析の動作を設定ブロックは、分析タブの中にあります。 通話記録のところで、オンにすると、通話記録を有効にすることができ、録音することができます。今回は、エージェントと顧客両方の通話記録を保存しますが、条件に応じてエージェントのみ、顧客のみで行うことが可能です。

   

   また、分析のところで、Contact Lensの会話分析を有効にしますのチェックボックスをonにすると、文字起こしや感情、連絡先の分類などの音声分析も行うことが可能です。

2. その他のブロック
   その他のブロックは、他のコンタクトフローと同じなので、コンタクトフローの記事を参照してください。

Amazon Connectの再生方法

Amazon Connectで録音したものは、AWSのサービスの一つであるAmazon S3に保存されます。直接Amazon S3を見に行くことでも、録音した通話を聞くことが可能なのですが、今回は、Amazon Connect内で録音した通話を再生する方法を紹介します。

作業手順

1. コンタクトの検索ページへ行く
   コンタクトの検索ページは、Amazon Connectの分析と最適化タブのContact Lensの中にあるコンタクトの検索をクリックすることで、コンタクトの検索ページへ行くことができます。

   

2. 録音した通話を再生する
   今回再生したい通話を探し、録音/トランスクリプトの列にある再生ボタンをクリックすることで、再生することができます。 フィルターの項目で、時間範囲やエージェント、キューを指定し、通話をフィルターすることも可能です。

   

まとめ

今回は、Amazon Connectでの通話の録音の仕方と再生の仕方について説明しました。Amazon Connectでは、非常に簡単に通話の録音と再生をすることができるのが分かったと思います。