Amazon Connectは、クラウドベースのコールセンターサービスです。Amazon Connectの履歴メトリクスは、スケジュールという機能を使用することで、時間を指定して、履歴メトリクスレポートを定期的にS3バケットに保存することができます。

Amazon Connect履歴メトリクスレポートのスケジュールの使い方

まず、「分析と最適化」から「履歴メトリクス」に移動してください。

表示する履歴メトリクスレポートは「キュー」「エージェント」「電話番号」の３つの中から選べます。今回はエージェントを選択します。

「アクション」というプルダウンからスケジュールを選択します。

レポートの名前を設定してください

「繰り返し」と「配信オプション」を設定して「保存」を選択してください。「繰り返し」では、以下の点を設定します。

• 「このレポートの生成」と「実行間隔」でレポートを保存する実行間隔を設定します
• 「開始時刻」と「前」でレポートを保存する時刻の設定をします
  • 例えば、「開始時刻」を午前5時、「前」を25分に設定すると、午前4時35分から午前5時までのレポートが保存されます
• 「このタイムゾーン」で任意のタイムゾーンを選択します

「配信オプション」では保存先のS3バケットを選択して「保存」をクリックしてください。任意でプレフィックス指定も可能です。

「保存」を押すと、１枚目の画像のように表示されます。「繰り返し」で設定した時間に、「最後の実行」が更新されたら成功です。

まとめ

この記事では履歴メトリクスをスケジュール指定して保存する方法について解説しました。この機能を使えば、履歴メトリクスを手動でダウンロードする必要がなくなり、履歴メトリクスを定期的に保存しておくことができます。